投資用マンションの取引を何度も経験された方以外は、ほとんどの方にとってわかりにくいのが、仲介手数料や、譲渡所得税などのその他にかかる費用のことです。売却価格を額面通りに受け取れないのが不動産取引の重要なポイントで、皆さんから多くご質問を頂きます。
ここでは、必要となる費用項目を洗い出し、皆さんの参考にしてもらいたいと思います。代表的なものを以下に記載しておきます。
- 仲介手数料
※不動産会社に支払う成功報酬です。売却価格によって変わります。
https://manshon-baikyaku.com/column/column-2307 - 契約時の印紙代
※売却価格によって変わります。 - 抵当権抹消費用
※明確な報酬規定はなく3万円くらいが相場。 - ローン返済手数料
※ローンを組んでいる金融機関によって異なります。 - 譲渡所得税・住民税
※売却益が発生した場合に必要です。
その他、購入時の契約内容や、住所が変更されているなど、かかりうる費用として
- 登記名義人 表示変更登記費用
- 賃貸管理解約違約金(サブリース物件含む)
- 消費税
- 預かり敷金
などの項目が挙げられます。
個々の費用項目については、所有する不動産の契約形態や売却価格、仲介で売るのか、不動産会社に買取りをしてもらうのか?など、多くの支出項目も発生する不動産取引。実際に売却に踏み切る前に、信頼できる不動産会社を見つけ、しっかりと説明を受けることが安心な取引を行う秘訣です。