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用語集


事業所得のある人が行う確定申告です。不動産経営の状況を一定の水準で所定の帳簿に記帳し、その帳簿に基づいて青色の申告書で申告します。税額控除や特別償却が受けられるなど税法上のメリットがあります。

資産管理のこと。投資用不動産の管理や運用を投資家に代わって行う業務を指します。

不動産購入でローンを利用する際、最初に現金で支払うお金のこと。

賃貸の集合住宅のこと。一般的には1階から3階程度で、木造または軽量鉄骨造の建物を指します。

居住用以外の投資用のアパートやマンションといった不動産に対するローンのことを言います。住宅ローンより金利が高いのが特徴です。

借入金の金利と投資物件の利回りとの差のこと。

アパートやマンションなど収益物件の維持・管理を管理会社に委託すること。

管理会社がオーナーから賃貸物件を一括して借り上げ、転賃して運営や管理をすること。一括で借り上げてもらえるので空室の心配や管理の煩わしさがないというメリットがあります。一方、振り込まれる賃料は一括借り上げの手数料が引かれた金額となるため、利回りが悪くなる可能性や、空室が増えると一括借り上げの契約更新時に、賃料値下げの交渉をされる場合もあります。サブリースとも呼ばれます。

資産運用や投資で得られる利益のこと。不動産投資では所有する物件から得られる家賃収入のことを指します。

印紙税法で定められた課税文書に対してかかる流通税のこと。売買契約書などに収入印紙を貼り付けて消印し、税金を納めます。

賃貸物件に入居者がいる状態で物件を売りに出すこと。

借入金が不動産の価格を上回っている状態のこと。物件の購入価格を超えた金額を金融機関などから融資してもらうことも意味します。


所得税の申告手続き。1年間の所得を確定させて経費を引いたものを税務署に申告します。

売買契約で目的物に隠れた瑕疵(かし)があった場合、売主が買主に負う責任のこと。買主が瑕疵を知らず、そのために契約の目的を達することができない場合、買主は契約を解除することができます。買主が瑕疵を知った時から1年以内に行う必要があります。

元金を融資期間で均等割にした額と借入残高から計算した利息を合計して返済すること。
元金が早く減るため、元利均等返済より総返済額が少なくなる半面、返済当初の負担が重くなります。

元金と利息の合計を融資期間で均等に割って返済すること。融資期間を通して返済額が同じで資金計画は立てやすい反面、元金均等返済に比べて総返済額が多くなります。

マンションの管理組合や不動産所有者から委託を受け、管理業務を任されている会社のこと。

集合住宅で廊下や階段、エレベータなど共用部分を維持・管理するため使われる費用のこと。

得られた家賃収入から支払った金額を引いて、手元に残るお金の流れのこと。

不動産を購入した価格より高く売った時に出る売却益のこと。

不動産を購入時の価格を下回る価格で売却したことにより出た損失のこと。

不動産取引に応じる顧客を見つける仲介会社のこと。

集合住宅で廊下や階段、エレベータなど共用部分を維持・管理するため使われる費用のこと。

マンションなど一棟の建物で、構造上区分されて独立した部分を所有すること。

債務を返済することができなくなった債務者が所有する不動産を、裁判所が差し押さえて競売に出した物件のこと。

部屋を入居時の状態に戻すこと。

建物や設備が利用や経過などで減価する取得費を、耐用年数を元に経費計上すること。

建築物の建築面積の敷地面積に対する割合のこと。用途地域によって建蔽率の限度が制限されています。

ローン利用期間中、一定に固定され、変動しない金利のこと。

毎年1月1日の時点で土地、建物などの固定資産を所有している人が市区町村に支払う税金のこと。課税標準額は固定資産税評価基準に基づいて決定されます。


自分が希望する価格を指定すること。

債務者が故意や過失により義務を履行しないこと。

オーナーから建物や土地を一括して借り上げ、転賃すること。一括借り上げとも言います。

建物がなく、借地権など使用収益を制約する権利がついていない宅地のこと。

農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業、自由業など事業を経営して得る所得のこと。

不動産の賃貸借契約で、家賃の不払いや原状回復の費用を担保するため貸主に支払う金銭のこと。退去時には原状回復の負担分を差し引いた金額が返金されます。

自分が保有する資産を貯蓄や投資することにより、増やしていくことを言います。

不動産価格の評価方法のひとつで、その不動産が将来生み出すと予想される収益を元に価格を決める方法のこと。

投資用物件のこと。収益を得ることを目的に購入する物件を指します。

分譲マンションの建物や共有部分の修繕・維持のため、マンションを所有している人から毎月、決まった金額を徴収し、積み立てる金銭のこと。

不動産の取引をする際、宅地建物取引業者が契約に関する重要事項を消費者に対し説明すること。

物件の価格が妥当かどうかを判断する指標で、土地と建物の価格をそれぞれ算出し、合算
したもののこと。金融機関が融資の際に担保価値を判断する基準になります。

亡くなった人の財産を受け取った時に課税される税金のこと。


建築基準法で定められた建物の強度の基準のこと。1981年6月に大きな改正があり、それ以前の基準を「旧耐震基準」、改正された基準を「新耐震基準」といいます。

宅地建物取引業者に不動産取引を仲介してもらった時に支払う手数料のこと。上限が定められており、売買の場合は売買代金が200万以下の時に売買代金×5%+消費税、200万~400万は売買代金×4%+消費税、400万以上は売買代金×3%+消費税。賃貸の場合は、家賃の1ヶ月分+消費税が上限となります。

境界壁を共有している複数の戸建て住宅がつながった低層の集合住宅のこと。長屋のことを指しますが、各戸にテラスや専用庭があることからテラスハウスと呼ばれます。

分譲マンションの経年劣化や不具合を防ぐため、計画的に行われる修繕のこと。主なものに外壁舗装やコンクリート補修、給排水管工事などがあります。

ローンを組む際に加入する保険。ローン返済中に契約者が死亡や高度障害状態になった場合、残債が保険で支払われます。

不動産購入のためにお金を借りる際、金融機関が不動産に対して設定する担保のこと。

いつどのように売るか、所有する不動産を売却する計画のこと。

減価償却額がローンの元金返済額を上回ってしまう状態のこと。帳簿上では黒字でも実際の収支で手元にお金がないため、資金繰りが苦しくなります。

不動産登記をする際、納付することが義務付けられている税金のこと。所有権保存登記や移転登記、ローン借入の抵当権の設定登記などでかかります。


賃貸物件のオーナーや管理会社が、入居希望者が入居するのにふさわしいかどうかを判断するもの。具体的には家賃の支払い能力や連帯保証人の保証能力などがチェックされます。

アパートやマンションの全部屋数に対しての入居状態にある部屋の割合のこと。入居している物件数 ÷ 全体の部屋数で求めます。

ローンの返済ができなくなった不動産を、金融機関の許可を得て売却する方法のこと。任売とも呼ばれます。

不動産の運用純収益のこと。家賃収入から管理費や固定資産税など、実際にかかった費用を控除した金額を指します。

抵当権の一つで、継続的な取引から生じる不特定多数の債権を一括して担保するため設定しておく抵当権のこと。限度額を決め、その範囲の中で借りる・返すを繰り返すことができます。

返済原資をローン対象の不動産またはその不動産収入に限定する融資の方法。融資対象の物件以外に債務の返済義務が及ばない点が大きなメリットですが、扱っている金融機関が少なく、審査基準や金利も高くなります。非遡及型融資ともいわれます。

預金などを受け入れず、融資を専門に行う金融会社のこと。消費者金融会社や信販会社、リース会社などがこれにあたります。


家賃収入を物件価格で割ったもので、表面的な収益性を見る指標になります。

土地や建物などの不動産を賃貸して得られる所得や、地上権など不動産に設定された権利を貸し付けることによって得られる所得のこと。

預貯金の利子や株式の配当金、家賃収入など、自分自身で働くことなく得られる収入のこと。

入居から数ヶ月間、家賃が無料になるシステムのこと。

自己資金を使わず、金融機関から物件購入代金をすべて融資してもらうこと。

収益物件への投資事業を行うためのローン。保証会社の審査が必要なアパートローンと異なり金融機関が独自の判断で融資するため、評価によってはアパートローンの審査に通らない人でも融資を受けられる可能性があります。審査基準は厳しく、金利も高くなる傾向があります。

ローン期間中、景気などの状況により変動する金利のこと。年に2回、適用金利の見直しが行われます。固定金利より金利が低いメリットがある反面、金利によっては返済額が多くなってしまうデメリットもあります。

金融商品の組み合わせや割合を示すもの。複数の資産を組み合わせることでリスクを軽減させる分散投資を意味します。

不動産を取得した際にかかる税金のこと。取得した時に1度だけ納めます。

住宅に欠陥や劣化、改修箇所があるかを確認する住宅診断のこと。

法で定められた減価償却の年数のことで、木造は22年、鉄骨造は34年、鉄筋コンクリート造(RC造)は47年と不動産の構造によって定められています。耐用年数は費用計上するためのもので、実際の寿命とは異なります。


一般的には鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)で建てられた中高層の集合住宅を指します。

複層住戸ともいい、1戸の住戸内で2つ以上の階層が利用できる集合住宅のことを指します。

顧客やオーナーから直接、依頼を受けている不動産会社のこと。


賃貸契約をする際、入居者の連帯保証人を代行する会社のこと。家賃滞納があった場合、入居者に代わって家賃の支払いをします。

敷地面積に対する建物の述べ床面積の割合のこと。用途地域ごとに決められています。

都市計画法の地域地区のことで12種が存在します。地域の目的によって建築できる建物の種類が決められ、建物の種類によって容積率・建蔽率などの建築規制が定められています。


設備や建物を維持するために必要となるコストのこと。

賃貸物件に客付けやテナント付けを行う仲介業務のこと。店舗・事務所のマーケティングや賃貸条件の設計・調整など、賃貸の収益を上げるためのサービス全般を指すこともあります。

投資した資本に対してどれだけ利益を得たかを見るもので、投資利益率とも呼ばれます。数値が高いほど投資効率が良く有利な投資とされます。

賃貸住宅に入居する際、入居者から家主に謝礼として支払われる金銭で、契約終了後も敷金と違って返金されることはありません。一般的に家賃の1~2ヶ月分が相場となっています。

テコの原理のことで、小さな力で大きなものを動かすことを言います。不動産投資では金融機関からの借入を利用して、自己資金の何倍もの投資を行うことを指します。

賃貸借条件を一覧表にしたもののこと。家賃や敷金、契約年月日、契約期間などの賃借条件を確認することができます。

融資を受ける前提で売買契約を締結し、ローンの審査が通らなかった場合、売買契約を白紙に戻すことができるという条件を売買契約書に盛り込むこと。

路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートルあたりの評価額のこと。相続税路線価と固定資産税路線価の2種類があります。


単身者が居住するためのマンションで、6畳前後の居室にミニキッチンとユニットバスがついた1部屋の間取りになっています。


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